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4月は誰にとっても新たな環境でのスタートとなります

4月の朝の風景
 進級・新入学を迎えられた皆さま、おめでとうございます。今年度の始業式・入学式は、満開の桜に包まれた中で迎えることができました。
新しい環境での生活が始まってから2週間が経ち、こどもたちも学校生活のリズムに少しずつ慣れてきた頃ではないでしょうか。
 4月の朝の風景には、新一年生たちの「蛍光色のランドセルカバー」や「少し大きめの制服や自転車」、そして「安全を見守るPTA・地域の皆さまの黄色い横断旗や蛍光色のベスト」といった色鮮やかな光景が広がり、まさに春の訪れを感じさせます。
 このような温かい地域の支えの中で、こどもたちが安心して学校に通う姿を見ることができるのは、大変素晴らしいことです。毎朝早くからこどもたちの安全を見守ってくださっているPTAや地域の皆さまに、心から感謝申し上げます。
 四日市市では、「夢と志を持ち、未来を創るよっかいちの子ども」を目指すこどもの姿として掲げています。そして、「誰にとっても安全で安心して過ごせる学校づくり」を基盤に、「未来につながる、子どもの今を大切にする学校づくり」を推進していきます。そのためにも、「地域とともにある学校づくり」は欠かせません。保護者や地域の皆さまのご理解とご協力が、これからのこどもたちの成長を支える大きな力となります。本年度も引き続き、温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。

4月は誰にとっても新たな環境でのスタート
 さて、4月はこどもたちだけでなく、教職員にとっても新たな環境でのスタートとなる時期です。特に新規採用教職員にとっては、「先生」として初めての一歩を踏み出す大切な時期であり、不慣れな環境の中で日々努力を重ねていることと思います。
 私は4月1日の新規採用教職員受け入れ式で、次の2点を「望む教職員の姿」としてお伝えしました。

1.「できないこと、分からないことをそのままにしない」姿勢を大切にすること
 教師には、学び続ける姿勢と、主体的に問題を解決する力が求められます。同僚と協力しながら「できないこと」「分からないこと」を解決し、自己の力量を高めていくことが重要です。「主体的で対話的で深い学び」を実現する授業づくりには、教師自身の成長が欠かせません。
2.「教師の立ち居振る舞い」の重要性を自覚すること
 教師は、こどもたちにとって身近なロールモデルです。こどもたちに夢や志を育むためには、教師自身が夢を持ち、学び続ける姿勢を示す必要があります。また、こどもや保護者、地域に真摯に向き合い、法令を遵守する誠実さが信頼される教育の基盤となります。
 教職員の仕事には厳しい場面もありますが、それ以上にこどもたちの成長を保護者や地域の皆さまとともに喜び合える、非常にやりがいのある素晴らしい職業です。新規採用教職員も、こどもたちとともに成長していくことを願っています。


保護者・地域の皆さまへお願い
 新規採用教職員が「先生」として自信を持ち、その能力を発揮できるようになるまで、彼らの個性を尊重し、温かく見守っていただければ幸いです。保護者や地域の皆さまの支えは、教職員の成長にとって大きな力となります。本年度も変わらぬご理解とご協力をお願い申し上げます。

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