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「創造的余白」が育む、持続可能な教育のカタチ

 三寒四温の言葉通り、暖かさと寒さが交互に訪れ、春の足音が近づいてまいりました。今年度も残りわずかとなり、各学校では一年の教育活動の総括とともに、次年度に向けた準備が進んでいます。今回は、本市が推進している「創造的余白づくり」についてお伝えします。
 本市が目指す「学校の働き方改革」の最上位目標は、単なる業務負担の軽減ではありません。教職員やこどもたちが心身ともにゆとりを持って過ごせる、いわば「余白」を創出し、持続可能な教育環境を築くことで「教育の質を向上させること」にあります。
 この「創造的余白」を生み出す具体的な試みとして、本市の3つの小中学校においてワークショップを開催しました。ここでは働き方を「自助(個人裁量)」「共助(学校裁量)」「公助(教育委員会・国裁量)」の3つの視点で捉え直しています。参加した教職員は、これまでの学校における“当たり前”の活動を問い直し、「だれにとって、どんな価値があるのか」「こども、保護者、教職員の皆が納得できる手段か」を話し合いながら、新たな教育の手段を再構築するプロセスを共有しました。
 改革を形骸化させないためには、スピード感も重要です。私は各校長に対し、年度末であっても「まずは試行してみる」という姿勢を求めています。保護者や地域の皆様に周知した上で、試行の結果、実態に合わなければ元に戻し、手応えがあれば次年度から正式に取り組むという柔軟な姿勢こそが、停滞を防ぐ鍵となります。教育委員会としても、「公助」の役割として、令和8年4月から施行する「業務量管理・健康確保措置実施計画」に基づき、教職員の勤務環境の整備を総合的に進めてまいります。
 教職員が「働きやすさ」と「働きがい」を実感し、心にゆとりを持ってこどもたちと向き合うことは、質の高い教育活動を支える不可欠な基盤です。これからもコミュニティスクール運営協議会やPTAの役員・委員会等の場を通じ、保護者や地域の皆様と対話を重ねながら、社会全体で豊かな教育環境を創り上げていきたいと考えています。引き続き、ご理解とご協力をお願いいたします。


 

 

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