通学路に並ぶ「黄色」の安心とともに、こどもたちの新しい一年が始まりました。四日市市では今春、約2,300名のこどもたちが小学校に入学しました。
これまでは、通園バスや保護者の方と一緒に通っていたこどもたちが、自分で歩いて学校へ通うようになり、期待と不安が入り混じる大切な時期を迎えています。
大きなランドセルを背負って歩く新一年生の姿は、地域の微笑ましい光景です。その背中で鮮やかに目立つ「黄色いランドセルカバー」は、交通安全協会の皆さまから贈られたものです。
1960年代から続くこの活動で配られるカバーには、光を反射する工夫が凝らされており、薄暗い夕暮れ時でもドライバーから見えやすく、こどもたちを優しく守ってくれています。
また、1965年から大切に受け継がれてきた「黄色いワッペン」(損害保険ジャパン様、株式会社みずほフィナンシャルグループみずほ銀行様、明治安田生命保険相互会社様、第一生命保険株式会社様の4社様寄贈)がこどもたちの肩口に輝き、JAみえきた様より3年目の寄贈となる「交通安全傘(黄色い傘)」は、視界の悪い雨の日でもこどもたちの存在を知らせ、安全な歩行を支えてくれています。
これらの「黄色」は、ドライバーへの合図であると同時に、こどもたちが交通ルールを意識するための大切な目印であり、地域全体がこどもたちを温かく包み込む「見守りの色」でもあります。
保護者・地域の皆さま、日頃から温かな見守り活動をしていただき心より感謝申し上げます。登下校するこどもたちへの「おはよう」「気をつけてね」「おかえり」という皆さまのお声かけと優しい眼差しが、こどもたちの何よりの支えとなり、命を守る大きな力となっています。
教育委員会といたしましては、こどもたちの夢や未来が奪われることがないよう、通学路の環境整備に向けて、警察や道路管理者と連携し、学校での交通安全指導の徹底に全力を尽くしてまいります。あわせて、家庭・地域・学校が協働してこどもたちを見守る体制の充実にも努めてまいります。
「夢と志を持ち、未来を創るよっかいちの子ども」が、毎日笑顔で学校へ向かい、健やかに成長できるよう、これからも皆さまと共に歩んでまいります。新しい一年が、すべてのこどもたちにとって安全で希望に満ちたものとなるよう、心から願っております。