教育総務課
- 住所
- 三重県四日市市諏訪町1番5号(四日市市役所本庁舎9階)
- 電話
- 059-354-8236
- FAX
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こどもたちが心待ちにする夏休みが始まりました。
普段の学校生活から少し離れ、のんびりと過ごせる夏休みは、こどもたちにとって貴重な「余白の時間」です。このゆとりある時間の中でこそ、机の上の勉強だけでは得られない「学びに向かう意欲」や「主体的に取り組む姿」が呼び覚まされ、自分の心に強く響く出来事に出会えるのではないかと考えています。
本市には、こどもたちの「好きを育み、得意を伸ばす」ための、誇るべき素晴らしい「生きた地域資源」があふれています。普段私たちが何気なく目にしているコンビナートの風景や、最先端の半導体、自動車、食品などのものづくり産業の現場。教科書で学んだ知識が社会でどう役立ち、未来をどう変えようとしているのか。企業の方々から「生の声」を聴き、自分の目で確かめる体験は、科学への興味を広げるだけでなく、最高のキャリア教育となります。
また、学びの舞台は産業だけにとどまりません。身近な地域の自然の中で見つけた昆虫や植物、地域の祭りや行事、歴史的・文化的施設、街の様子など、こども自身が「おもしろそう!」と感じた瞬間から、私たちの身の回りにあるものすべてが、最高の学びのフィールド(舞台)になります。
こうした豊かな地域資源を「当たり前の風景」で終わらせてしまうのはもったいないことです。この夏休みはぜひ、身近な日常の光景を、こどもと一緒に少し見方を変えて眺めてみてください。時間のゆとりがある今だからこそ、そこから「なぜ?」「どうして?」という問いが生まれ、主体的な探究心の種が芽生えてくるはずです。
この「余白」を活かし、日頃の素朴な疑問や関心から自分だけのテーマを見つけ、情報を集めたり現場を訪ねたりする「自由研究」に挑戦してほしいと思います。
教育委員会でも、ものづくり・環境・宇宙をテーマにした「四日市こども科学セミナー」や、ALTと英語で過ごす「イングリッシュキャンプ」など、こどもたちの主体的な挑戦を応援するワクワクできる企画を用意しています。
こどもたちが「四日市で学び、育ったこと」に誇りを持てるよう、社会全体でその学びを支えていきましょう。
9月の「三泗小中学校科学展・社会科作品展」で、こどもたちの自由な発想で取り組んだ探究の成果に出会えることを心から楽しみにしています。