本市の学校施設は、その半分以上が築40年以上を経過しており、全体的に老朽化及び機能・性能の低下が進行している状況で、今後、老朽化した建物の改築や改修に多額の費用が集中的に必要となることから、その対策が重要な課題となっています。
また、昭和40年代後半から50年代において、児童生徒の急増に伴う教室不足に対応するため、校舎の増改築を繰り返してきたことから、教室配置などの点における使い勝手や、棟によって劣化状況が異なる点など、維持管理における課題を抱えています。
本市においては、これらの課題を踏まえ、対症療法的な事後保全型の管理から計画的な予防保全型の管理に転換し、安全性の確保や性能・機能の維持向上に努め、学校施設の長寿命化を図ることや、各学校施設の適切な改築及び改修時期を設定し、一斉に迎える改築時期を分散させることで、中長期的な財政負担の平準化を図ること、合理的な校舎配置を考慮した改築により効率的な維持管理を実現させること等を目的とした「四日市市学校施設長寿命化計画」を策定しました。

また、その計画については、「四日市市総合計画」における推進計画のローリングの際に、適宜見直しを行っております。
 

【本編】四日市市学校施設長寿命化計画 (2MB :PDF)
【概要版】四日市市学校施設長寿命化計画 (1444KB :PDF)
四日市市学校施設整備計画（令和6年3月時点） (42KB :PDF)