市内公立小学校3年生と公立中学校2年生のすべてのクラスで、「メディア・リテラシーと人権について考える授業」を実施しました。
メディア・リテラシーとは、インターネットなどのメディアが発信した情報をそのまま受け取るのではなく、自らの判断で主体的に読み解き、活用する力のことです。この授業では、日常会話も含めて考える機会としており、日常生活において他者との関係の中でやりとりされる情報についても、一度立ち止まり判断する力を高めることを目的にしています。
多くの情報があふれている現代では、メディア・リテラシーは欠かせません。メディアから発信された情報は、正しい情報ばかりではなく、誤った情報も含まれています。情報が正しいかどうか判断しなければ、誤った情報を別の人々へ伝えることになり、偏見や差別を助長したり、誰かを傷つけたりすることにつながります。
一人ひとりが、自他の人権が守られているのかという視点を持ち、情報を読み解き、活用していきましょう。