本市の休日の中学校部活動地域展開について、2月19日に、今年度4回目のあり方検討会を開催しました。

　冒頭、教育監から「委員の方々に毎回本市の子どもたちの未来のために熱心に討議いただいている甲斐もあり、来年度に向けては、拠点型活動の実施が16種目に拡大されたり、総合型地域スポーツクラブとの連携がさらに進んだりと、着実にこの取組が進んでいる。引き続きご協力いただきたい。」と挨拶がありました。

　進行を務めていただいた稲毛会長からは、「 地域展開については、毎回中学校長会でも話題になり、解決策が見えないことも多い。 令和9年度以降の大会参加の在り方など、保護者生徒が少しでも見通しを持てるよう、可能な範囲で説明している状況。今年度当初から、走りながらつくっていく活動だと言っているが、今後も皆様のご尽力、ご協力をいただきたい。」とご挨拶いただきました。

　また、指導課長より、12月に国が「地域スポーツ・文化芸術創造と部活動改革に関する実行会議」の中間とりまとめにおいて、「地域移行」という名称を、改革の理念や地域クラブ活動の在り方等をより的確に表す観点から「地域展開」と変更すると示したことにより、本市も「地域展開」に呼称を改めること、令和7年度から本市に「みんなのブカツ推進室」を新たに設置することが説明されました。

　検討会では、令和7年度から16種目で開始される拠点型活動の進め方や今後の地域展開のスケジュール等について、委員の皆様それぞれのお立場から貴重なご意見を頂戴しました。

　今年度のあり方検討会の開催はこれで最後となりますが、来年度も本検討会を中心に、皆様のご意見を取り入れながらこの取組を進めると同時に、適切に情報発信をしていきたいと考えています。