平成30年6月18日の大阪府北部を震源とする地震発生を受けて、学校敷地内のブロック塀等の安全点検を行いましたので報告いたします。
1.安全点検
- 調査期間
平成30年6月20日(水)~27日(水)
- 調査対象
補強コンクリートブロック造及び組積造の塀について調査を行いました。
- 調査方法
各小中学校において、対象の塀の有無を確認し、建築基準法施行令におけるブロック塀等の構造基準を満たしているかについて、壁の高さや厚さ等の測定を行い、また劣化・損傷状況を目視により、点検を行いました。
2.調査結果
- ブロック塀等の有無
市立小中学校60校中のうち、16校22箇所にブロック塀等を確認しました。
- ブロック塀等の構造基準
壁の高さ、厚さ、控壁を測定し、現時点で構造基準を満たしていないブロック塀等は、11校14箇所でした。
- 劣化・損傷の状況
目視により点検を行った結果、ひび割れや破損等が確認されたブロック塀等は、9校10箇所でした。
3.安全確保
- 注意喚起
基準を満たしていないブロック塀等については、その形状や設置場所、周囲の状況に応じて、注意表示やコーン等により、児童生徒等が近づかないように、注意喚起を行いました。
- 今後の対応
今回の調査で安全性が確認できなかったブロック塀等については、速やかに必要な措置を検討し、対応を行うこととします。