読書活動推進校(中学校2校)では、2学期に読書活動から表現活動へとつなげる取組を行いました。その取組を紹介します。
【南中学校】
11月の生徒集会で、図書委員会によるビブリオバトル(書評合戦)が開催されました。司会がビブリオバトルの説明を行った後に、図書委員会の代表4名が本の紹介を行いました。始めは緊張した面持ちの発表者も、自分が伝えたい本の魅力を2分間の中にしっかりとつめて話すことができていました。どの本も魅力たっぷりに紹介されており、生徒集会後には生徒たちが読んでみたい本に投票し、チャンプ本が決定されました。
【羽津中学校】
司書と連携して、「「#で伝える押し本」の取組を行いました。この取組は自分が担当する分類番号の本を選び、その本のおもしろさを#(ハッシュタグ)をつかって簡潔に紹介するものです。紹介カードは図書館業務を委託している株式会社リブネットより提供されたものを活用し、子どもたちはそのカードに本の魅力を書き込み、紹介していました。
いつもはあまり読まない分類番号の本を手に取って読んでみると、新たなおもしろさを発見できたり、友だちの紹介する本について興味を持って聞いたりできる取組となりました。紹介カードは取組後に学校図書館前に掲示され、生徒たちが紹介カードを読むために学校図書館に訪れる姿が見られました。