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子どもたちが自分の夢や志の実現に向けて「学び続ける」ために、子どもたちに目的意識や社会とのつながりを意識した主体的な学習意欲を持たせること、また社会的・職業的自立に向けた必要な基盤となる資質・能力を育成します。
子ども人権フォーラムとは、市内22の各中学校区において、代表学年の小中学生が集い、身近な人権問題について話し合う活動です。
多くの中学校区では、小学校6年生と中学校1年生が対象となっており、全体会やグループ討議の司会を児童生徒が行うなど、主体的に参画できるように内容の工夫がなされています。人権問題の解決に向けて、互いに意見を出し合い、差別解消に向けた行動について考える機会となっています。
(主なテーマ:部落問題・障害者の人権・外国人の人権・子どもの人権・女性の人権など)
当日学んだことは、多くの学校で、全校集会や校内掲示、放送などを通して、発信・交流が行われています。
令和2年度は、新型コロナウイルス感染予防の観点を含めて、ICTを活用して実施する中学校区がたくさんありました。
テーマについて各学級等で話し合った後、各学校をオンラインでつないで交流する中学校区がありました。また、グループで出された意見を、タブレットを活用して整理し、スクリーンに映して全体で交流する中学校区もありました。
メディア・リテラシー養成を通じた人権教育では、メディアなどから得られる情報を主体的に読み解き、活用・発信する力を養成することを通じて、情報の中にある差別や人権侵害のおそれのあるうわさ・デマに惑わされることなく行動できる子どもの育成を目指し、令和2年度から取組が始まりました。
令和2年度は、メディア・リテラシー養成を通じた人権教育の先行実施として、3校(三滝中学校・内部中学校・朝明中学校)の2年生を対象にして、反差別人権研究所みえの松村元樹さんを講師に授業を行いました。
授業を受けた生徒は、自分の身近な問題として捉え、真剣に話を聞いている様子が見られました。授業後の感想には「間違った情報がたくさんあるから気をつけたい」「よく考えて情報を発信したい」という意見がたくさん書かれていました。