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読解力向上について重点的に指導することにより、学校教育活動全体で言語活動の充実を図り、「文章を正確に理解し、適切に表現する資質・能力」を育成します。
各教科の学習は、教科書などの教材に書かれている言葉や文を正確に理解することに支えられています。また、日常生活においても、新聞を読んだり、解説書を読み取ったりするなど、「文章を理解する」力が必要とされる場面は多くあります。
読解力を育む「20の観点」は、そのような「文章を正確に理解する資質・能力」を育むための指導ポイントを、20観点に厳選し、示したものです。(三重大学教育学部守田庸一教授監修)
「20の観点」は、読む力の土台になる観点ですが、子どもたちが文章を書いたり、自分の考えを伝えたり、友だちのスピーチを聞き取ったりする力にもつながるものです。
➡ 読解力を育む「20の観点」(PDF/345KB)
本市公立中学校では、中学校3年生でLiteras論理言語力検定をアセスメント実施しています。
これは、「新教育プログラム」により中学校3年生までに教科横断的に育成してきた資質・能力を測定するものとなっています。
実施後は生徒に結果個票が返却され、自分自身の強みを知ることができ、キャリアパスポートに綴じた後、卒業後の学習や生活に生かすことができるようになっています。
また、検定結果をもとに、学校では言語能力や論理的思考力、情報活用能力等の育成に向けた授業改善を進め、一人一人の子どもに確かな学力の定着を図っていきます。
株式会社ベネッセコーポレーションとの共同研究により、全国学力・学習状況調査とLiteras論理言語力検定の結果を分析し、論理言語力の育成が各教科の中で育成する資質・能力の向上に寄与しているのか、また、それらを踏まえた効果的な授業方法についてまとめました。
株式会社ベネッセコーポレーションでは分析結果をもとに市内中学校を取材し、本市読解力向上の取組や推進校の取組を、学校教育情報誌『VIEW next』に掲載しています。
株式会社ベネッセコーポレーション『VIEW next』教育委員会版 2024年度 Vol.2(外部リンク)
現代社会では、人と人とのコミュニケーションの機会が少なくなったことから、人間関係を構築するために必要な言語能力の育成が今まで以上に求められています。
教育委員会では、「思考力・判断力・表現力等」を育む観点から、言語活動を充実させることで、子どもたちの言語能力の向上をめざしています。その具体的な取り組みとして、「中学生スピーチコンテスト“THE BENRON”」を開催します。
また、中学生が自分と自分を取り巻く社会や家庭、学校生活に目を向け、意見を取りまとめて発表したり、同世代の仲間の考えを聞いたりすることで、ともによりよい社会をつくろうとする意欲や態度の涵養を図ることも目的としています。
読解力を育む「20の観点」に対応したワークシートです。
問題プリントと解答プリントで構成されており、1枚10分程度で取り組むことができます。
対象は、3年生以上です。
➡ 読解力を育む「20の観点」対応読解力向上ワークシート(PDF/13MB)
読書活動推進校の取組(令和5年度まで)→リンク