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子どもたちが自分の夢や志の実現に向けて「学び続ける」ために、子どもたちに目的意識や社会とのつながりを意識した主体的な学習意欲を持たせること、また社会的・職業的自立に向けた必要な基盤となる資質・能力を育成します。
子ども人権フォーラムとは、市内22の各中学校区において、代表学年の小中学生が集い、身近な人権問題について話し合う活動です。子どもたちが人権問題を自分の問題として考えることができるよう、すべての中学校区で事前に打ち合わせの機会を持ち、子どもたちの実態に合わせて、身近な人権問題をテーマとしています。
(主なテーマ:部落問題・SNS上の人権侵害・いじめ問題など)
子ども人権フォーラム当日は地域の方にも参観していただき、地域へも発信されています。また校内でも、活動後に学んだことを全校集会や校内掲示、放送などを通して交流が行われています。
全体会やグループ討議の司会を児童生徒が行うなど、子どもたちが主体的に参画できるように内容の工夫がなされています。人権問題の解決に向けて、互いに意見を出し合い、差別解消に向けた行動について考える機会となっています。
本市では、インターネット上で発生するいじめや差別などの人権侵害を解消するため、人権の視点からインターネット上の情報の特性を理解し、自他の人権に十分配慮することができる子どもの育成をめざしています。そのきっかけとして、令和3年度より市内公立小学校3年生と公立中学校2年生のすべてのクラスにおいて、外部講師による「メディア・リテラシーと人権について考える授業」を実施しています。令和7年度は、5月より小学校からスタートしました。
授業では、自分や友だちを大切にするインターネットとの付き合い方について、児童のみなさんと一緒に考えました。その中で、情報はそのまま信じるのではなく、本当かどうかを確かめて、人権を大切にして行動できる力(メディア・リテラシー)が大切だということを学びました。またこの力は、インターネットの世界だけではなく、現実の世界でも必要な力だとも確認しました。
誰もが自分らしく、安心して過ごせるよう、メディア・リテラシーを活用していきましょう。